祖母がバスガイドさんだったこと。父のお兄ちゃんが美容関連のお仕事をしていること。祖母の過去と、父と母の過去。家族なのに知らないことだらけで、祖母が残した生い立ちは全然知らない人の話のようだった。日記は13冊目の途中で止まっていた。わたしが知っている祖母のイメージとは違った言葉の使い方が目に留まって、おばあちゃんになっても誰かに対してばか!きらい!って思うことあるんだなと思った。祖母は本当に賢かった。

車の中で「いろいろ勉強になったなあ、まぁもうないやろうなあ」という父の言葉は祈りのように感じた。

Light House観た。面白かったなあ。たぶん今後たくさん見返すと思う。

ふたりの話していることがよくわかったり、共感出来たりする部分も多かったけど、「怒り」が分からなかった。すべて死んでしまえばいいのに!という感情になったことがないなとこれまでを振り返って思う。ふたりによると、その怒りがあることで創作ができたという。

なんでだろう。なんでわたしはすべてを突き刺したくなるような感情が湧かないんだろう。

傷つくとわかっていても立ち向かう強さも、

傷つくとわかっているから逃げる賢さも、

わたしはどちらの選択もできる人になりたい。

この前「嫌いも感性じゃん」と言っている人がいて、ほんとそうだよなと思った。

好きも嫌いも、正しさも間違いも、そのまんまでいい。矯正なんて必要ない。

過去も未来もいまも、それでいい!これでいい!

これでいいんだよ

あなたは十分つよいひと。うつくしいひと。

比べちゃうよね、

おとなになりたいって思うよね。

賢く、スマートに、飄々と生きてみたいって。

そうなんだよね〜。

本当よくがんばってる。

もう十分です。