写真にできることってなんだろう。

わたしが、わたしたちが写真をする切実さと不安定さと言ったらなんて孤独なものなんだろうかと思う。綺麗なものばかりではなかった。少なくとも、今のわたしが知っているこの狭い狭いコミュニティでさえも綺麗な事たちばかりでは語り尽くせない。

写真はすごく優しくてすごく残酷なものだった。

その時の記憶がそのままの感触で、そのままの温度で残る。つやつやしてたりざらざらしてたり、熱かったり冷たかったり、匂いがしたり、音がしたり、そういう感覚がしっかりと残ってしまう。

写真たった一枚のことで涙が出ることだってある。胸がきゅうってなることもある。そういうことの繰り返し。写真をするということは。

あー、なんて切実なの。切実すぎる。

これはいつかどこかで何かに繋がるのだろうか。

わたしたちはいつだって正しいよ。

愛されるまで愛さなきゃいけないなんてことはないよ。

信じていたい。期待をしていたい。

そんな寂しいこと言わないで。

からだはすべてを知っている。写真は語る。

涙が出るならまだマシだな。